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南向き地図
万鐘創業10周年を記念して製作した南向きアジア地図「アジアの世紀」。目からウロコのアジア地図をお届けいたします。
このほど第2版が完成。よりカラフルになりました。
南北を逆さにするだけで、あら不思議。アジアがはっきり、くっきり見えてくるんです。普通の地図では「左下の方」にごちゃごちゃとあったアジア諸国が、ひとつひとつ立ち上がって見えてきます。
見慣れない地図なので、初めは違和感が強いかもしれませんが、しばらくながめているうちに、南向きの世界に入り込めます。そうすると、あとは面白いように、アジアがどんどん見えてきます。
一番のお勧めは、
トイレに貼ること
。毎日、2、3分見ていると、数々の小さな発見とともに、アジアがじわじわと見えてきます。
アジアが見えてくると、思いがけない「発見」が。例えばー
「石垣から見たら、台湾は目と鼻の先。那覇より台湾の方がずっと近い」
「東南アジア大陸部で面積が最も大きな国は、ん、ミャンマー?」
「シンガポールは、マラッカ海峡の入口にある」
「ベトナムと日本列島は大きさも形もなんだかそっくり」
こんな細かい発見もありますよ。
「インパール作戦のインパールはインドの東端、ミャンマー国境付近」
「紹興酒でおなじみの紹興は、上海のすぐ南西に」
「あこがれのビーチリゾート、タイ・プーケットとマレーシア・ランカウイはともにマレー半島の西側に並んでる」
なんだかアタック25に出場して優勝できそうな気がしませんか。
1300年代から1500年代の琉球王国はアジアを舞台にした貿易で繁栄しました。その様子を伝える文章が刻まれた釣り鐘が「万国津梁の鐘」。万鐘の社名はこれにちなんだものです。
琉球の船に乗った気分で、その貿易ルートをたどってみましょう。
那覇から東シナ海を渡って中国・福建省に着いたら、大陸づたいに南下していきます。ベトナムをS字形に回ってー
カンボジア沖を経て、タイ湾を北上してタイへ。再び南下して、マレーシアからインドネシアのスマトラやジャワに進んでいきます。
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